VISION 1/43 Nissan Skyline 2000GT-R (KPGC110) Racing concept Tokyo Motor Show 1972 [VM272]

VISION 1/43 Nissan Skyline 2000GT-R (KPGC110) Racing concept Tokyo Motor Show 1972 [VM272]

販売価格: 31,000円(税別)

(税込: 34,100円)

VISION 1/43 Nissan Skyline 2000GT-R (KPGC110) Racing concept Tokyo Motor Show 1972

1972年、日産はスカイラインをフルモデルチェンジします。時はオイルショックや排ガス規制の影響が顕著化する前の刹那。日産は1972年の東京モーターショーに4代目スカイライン、通称ケンメリのレーシング仕様を展示しました。しかし、すでにその時点で、ハコスカGT-Rレーシングはマツダ ロータリー軍団に猛追を受けており、同じエンジンをサイズアップして重くなったケンメリの車体に積んだところで結果は知れていたのです。
結果、東京モーターショーに展示されたケンメリをベースにしたレーシングカーは参考展示に留まり、変わってハコスカGT-R譲りのS20型エンジンを積んだケンメリGT-R(KPGC110)が200台弱生産されたにとどまりました。こうして、実際にはレースに参戦することなく終わったケンメリGT-Rをベースにしたレーシングカーは、“幻のケンメリレーシング”として、熱心なGT-Rファンの脳裏でサーキットを疾走することになったのです。
しかし、当時も今も、そのカッコよさは圧倒的で、実車でも同車風に改造する熱心なフリークが後を絶たないほど。それはモデルカーとしても同様で、レースの出走記録もなく、東京モーターショー出展時はエンジンは完全ノーマルだったと言われる、見た目重視のクルマであるにもかかわらず、絶大な人気を誇っています。